
荒川区 探偵メモ
探偵から見た荒川区
大好評! 探偵の体験談。
荒川区ってどんなところ?
荒川区(あらかわく)は、東京都の区部北東部に位置する特別区であり、細長い形をしているのが特徴的です。面積としては東京23区の中で22位。
1932年10月に東京市の拡張に伴い、北豊島郡南千住町・三河島町・尾久町・日暮里町が東京市へと編入。この4町の区域をもって荒川区が発足しました。
区名はシンプルで、荒川が流れていることに由来しています。
現在は住宅地が大半を占める荒川区ですが、江戸時代ごろには農村だったようです。
明治になり荒川の水を使用したいと多くの工場が建ち並び、現在の南千住駅の西辺りには江戸の三大刑場である「小塚原刑場」もありました。
今では工場跡地で再開発や公園整備が進み、大きなマンションも建設されたことで家族層を中心とし再び人口が増えてきています。
そんな荒川区には、どんな魅力があるのでしょうか。見ていきましょう。
荒川区の駅・大学一覧

駅一覧
荒川一中前・荒川区役所前・荒川車庫前・荒川七丁目・荒川二丁目・荒川遊園地前・小台・熊野前・新三河島・東尾久三丁目・町屋駅前・町屋二丁目・三ノ輪橋・宮ノ前・西日暮里(京浜東ふ北線・千代田線・日暮里舎人ライナー)・日暮里(常磐線・山手線・京浜東北線・京成本線・日暮里舎人ライナー)・町屋(京成本線・千代田線)・三河島・南千住(つくばエクスプレス・日比谷線)・赤土小学校前・熊野前(日暮里舎人ライナー)
荒川区にある駅の特徴としては、走っている線が多いこと。
日暮里舎人ライナーの終点は日暮里駅で、そこから常磐線・山手線・京浜東北線・京成本線に乗り換えることができます。
また、一覧にある「荒川一中前」から「宮ノ前」までは、すべて都電荒川線の駅です。
都電荒川線を活性化しようとつけられた愛称は「東京さくらトラム」、全部で30の停留所があります。
私も乗ったことがありますが、一両編成の電車が街中を車と並走し走っていく光景はとても新鮮でした。
そして、都電荒川線「荒川遊園地前」で下車をすると、荒川遊園地が見えてきます。
決して広くはない遊園地ですが、小さい子供には十分すぎるほど乗り物が揃っていますよ。公式サイトをぜひ覗いてみてくださいね。
大学一覧
東京都立大学(荒川キャンパス)
荒川区にある大学は1校のみ。日暮里・舎人ライナー「熊野前」駅で下車し、徒歩3分ほどで到着。
荒川キャンパスでは「健康福祉学部」と「人間健康科学研究所」があり、健康福祉学部では主に看護、理学療法などを学べます。
荒川区のおすすめイベント&スポット

荒川区には、昔ながらの風景が色濃く残っています。
日暮里繊維街
日暮里繊維街とは、日暮里駅から日暮里中央通りを中心に、生地織物や手芸資材を販売しているお店がおよそ90店舗並んでいます。
ファッション、手芸を楽しむデザイナーや作家も数多く訪れ、布の街として毎日大賑わい。
繊維街の始まりは大正初期。浅草方面で営業していた古繊維、栽落業者が日暮里方面に集団移動してきました。
そこから繊維業者が集まるようになり、今ではマスコットキャラクターも誕生したり、ファッションデザインコンテストも開催されたり、発展を続けています。
販売している商品は本当にさまざま。珍しい模様の布、レースやリボン、ボタン、ミシン、革素材、毛糸などなど、挙げたらキリがないほど。
各お店の個性もさまざまで、布を探しに行くと誰しもが優柔不断になってしまうほど種類が豊富。見ているだけでも楽しめます。
中には洋裁教室やミシン教室を開催しているお店もあるので、裁縫初心者の方でも安心して始めることができますよ。
日暮里繊維街へのアクセスは、JR日暮里駅・京成日暮里駅から徒歩3分です。
夕やけだんだん&谷中銀座商店街
JR日暮里駅の西口を出て道なりに進んでいくと、谷中銀座商店街に繋がる下り階段、「夕やけだんだん」が見えてきます。
夕やけだんだんという名前は公募により選ばれたのですが、この階段から綺麗な夕焼けが望めることが名前の由来。
この階段の下には「谷中ぎんざ」と書かれた味のあるアーチ状の看板があり、下って行くと左右にお店が展開しています。
谷中銀座商店街は台東区の谷中三丁目と、荒川区西日暮里の三丁目に渡って約60件の店舗や飲食店が並んでいる地域密着型の商店街。
夕やけだんだんと谷中銀座商店街はグルメ番組でも数多く紹介されており、ドラマのロケ地にもなっています。
中でも有名なのが、精肉店である肉のサトーで販売されている「谷中メンチ」、220円ですね。
私も食べたことがあるのですが、大きなメンチにかじりつくと直ぐに肉の旨味が口に広がります。ソースなどの調味料がなくても十分美味しい。
他にもドーナツなどの焼き菓子、煎餅、イカ焼きなど、商店街には谷中名物がいっぱい。
昔ながらの雰囲気もさることながら、食べ歩きができるので観光客にも人気です。
夕やけだんだん、谷中銀座商店街までは、各線日暮里駅から徒歩5分ほど。
円通寺
円通寺は荒川区の南千住にある曹洞宗のお寺です。
このお寺は731年(延暦10年)、坂上田村麻呂によって開かれたと伝えられています。
東京都の指定史跡でもあり、本尊は聖観音菩薩。そして境内にある黒門は、元々は上野の寛永寺に建っていたものです。
1868年(慶応4年)に勃発した上野戦争で亡くなった彰義隊を、この寺の住職が現在の上野公園にある西郷隆盛像付近で火葬しました。
その縁がきっかけとなり、1907年(明治40年)に上野の寛永寺から移築されたのです。
この黒門には、上野戦争の激しい戦いを物語る弾痕が今も数多く残っています。
また土方歳三や近藤勇など、幕末に活躍した人物の墓である「死節之墓」や、天野八郎や榎本武楊など旧幕臣の墓碑なども残されている歴史ある場所です。
静かな雰囲気でひっそり建つお寺にも色んな歴史が隠れているので、その刻まれた歴史を目で見てみるのはいかがでしょう。
円通寺までは都電荒川線の三ノ輪橋より、徒歩5分ほどで着きます。
汐入公園
汐入公園は、平成18年4月に開園した都立公園であり、白鬚西地区市街地の再開発事業によって整備されました。
隅田川に隣接しているため眺望もよく憩いの場になっている一方、災害時には近隣住民を含めた約12万人の避難場所でもあります。
そんな汐入公園のテーマは、「豊かで多様な水辺と緑に彩られた、活力と潤いのある川辺のひろば公園」。
隅田川に隣接しているおよそ1kmの区間はスーパー堤防化されており、眺望もゆ良く散歩にも最適。サイクリングロードとしても人気ですね。
公園内には子供が遊べる遊具はもちろん、芝生が一面に広がるふれあい広場、川の近くに位置する展望広場など、さまざまな目的に合わせた広場があります。
また、有料にはなりますが、テニスコートやバーベキュー広場もありますよ。
広い公園内には、訪れた人を楽しませてくれる植物もたくさん。
春には淡いピンク色の桜が咲き誇るほか、つつじや藤も。夏には紫陽花にラベンダー、秋にはいちょうや紅葉が公園を彩りはじめ、冬には梅が咲きます。
さまざまな楽しみ方ができる汐入公園までは、JR常磐線・東京メトロ日比谷線・つくばエクスプレス「南千住」駅で下車し、徒歩で12分ほどです。
公園は常時開園しており、入場は無料。家族連れには嬉しい駐車場(有料)もありますよ。
下御隠殿橋(トレインミュージアム)
各線「日暮里駅」の北口を出てすぐに、日暮里駅の東西を結ぶ跨線橋(こせんきょう)があります。
その名も「下御隠殿橋(しもごいんでんばし)」。
この場所を通る線路はなんと14本。すごい。
JR新幹線、特急列車、日比谷線、京成線など、1日におよそ20種類の列車が2500本も行き交います。そのため「トレインミュージアム」と呼ばれるようになりました。
その光景を真上から眺められるように設置されたのが、橋の中ほどにあるバルコニー。
遠くから走ってくる列車が近づくにつれて次第に大きくなり、真下を走り抜けていく光景は他では中々見られません。
どんな列車が走っているかイラストも設置されているので、ぜひ探してみてくださいね。
カメラを構えた撮り鉄、電車好きな子供にも大人気のこのスポットは、各線日暮里駅で下車、北口を出てすぐです。
駅近くなので行きやすいですし、さきほど紹介した谷中ぎんざにもふらっと立ち寄れるのが嬉しい。
駅の中には「エキュート日暮里」もあり、美味しいスイーツなどを買うこともできますよ。
探偵の思い出 荒川区編

只今準備中です。
期待してお待ちください!
待てば海路の日和あり
このことわざを見たあなたには、早速チャンスがくるかもしれません。ええ。
まとめ
荒川区には昔ながらのの景色がまだ色濃く残っています。
大人には懐かしく思える光景が、今の若い人や子供にとっては新鮮に映るでしょう。
ですが、昔の景色だけではありません。
新しいお店も続々とオープンしているので、大人も改めて足を運べば新しい発見に出会えるかも。

お問い合わせ
お電話でのお問い合わせはこちら
TEL:03-6336-6790