探偵の思い出 江戸川区編


江戸川区には京葉道路や環七といった主要な道路がある為、よく調査現場に向かう途中や尾行中に通ってはいるものの、そこまで頻繁に行っているイメージはないですね。

かといって調査現場がないってこともないのですが、個人的には幼少期の思い出が強く残っています。

私の母方の祖母が江戸川区の春江町に住んでおり、よく幼少期に遊びに行った思い出があります。

私が5歳くらいの時の話です。
母に連れられて2泊3日で3つ上の姉と祖母の家に泊まりに行くことになりました。
母親は祖母の家には泊まらず、私と姉だけ祖母の家に泊まりました。

風呂の時間になり祖母と姉と私の3人で入ることに。
風呂場にポンプボトルが3本置いてあり、それぞれ「シャンプー」「リンス」「ボデー」と手書きで書いてありました。
姉は「ボディソープ」のことを「ボデー」と書いてあることがツボに入ったようで膝からくずれ落ち、笑い死にしそうなほど笑ってました。
子供あるあるで、今となっては何が面白かったのか分かりませんが、それを見て私も息ができないほど笑ったこと覚えています。

翌日、祖母は近くにある小松川境川親水公園に連れて行ってくれました。
この公園は自然豊かで水遊びもできてとても良い公園です。

この時は8月の真夏日ということもあり水着を着せてもらい思う存分遊ばせてもらいました。

午前中から公園で遊び、昼過ぎ頃でしょうか。
私と姉は体調が悪くなりダウン。
帽子もかぶって水分も飲ませて貰っていたものの、熱中症になってしまいました。
どうでもいいですが、当時は熱射病と言っていた気がします。

救急車を呼び病院に運ばれる私と姉。

病院に着くと治療室で点滴を数本打たれてかなり痛々しい感じに…。
それを見て悲しい顔をする祖母。

点滴の甲斐あってか体調はスーッと良くなり、しばらくすると連絡を受けて駆けつけた母親が到着。
祖母は熱中症にさせてしまった罪悪感で意気消沈しながら母親に謝っていました。

私は子供ながらに何故謝ってるか分からず、「おばあちゃんありがとう」と言ったのを覚えています。
オチのある話じゃなくて申し訳ありませんが、今では江戸川区の1番の思い出となっております。

環七を走るとあの時の思い出が蘇ります。

おばあちゃん、俺ジャンボになったよ。(>▽<)/