渋谷区 探偵メモ
探偵から見た渋谷区
渋谷区ってどんなところ?
渋谷区(しぶやく)とは、東京都の区部西部に位置する特別区です。
新宿区・豊島区とともに「副都心3区」とされ、千代田区・中央区・港区の「都心3区」に新宿区と渋谷区を加えて「都心5区」とも呼ばれているまさに東京の中心にある区です。
渋谷区の名前の由来はいくつかあります。
渋谷区の土地は昔、入江であり「塩谷の里」と呼ばれており、その「塩谷(しおや)」が「渋谷(しぶや)」に変わったとする説。
そしてもう一つ。
平安時代の終わり頃、領主の河崎重家は京都の御所に侵入した賊である渋谷権介盛国を捕え、「渋谷」の姓が与えられました。
それに伴い、重家の領地であった谷盛庄が「渋谷」に変わったとする説。
他にもいくつかの説があるそうなのですが、定説はないそうです。
いろいろ調べてみるのも面白そうですね。
渋谷区の駅・大学一覧
東京の中心である渋谷区には、大きな駅もたくさんあります。
渋谷区にある駅
恵比寿(JR東日本・東京メトロ)・北参道・笹塚・参宮橋・渋谷(JR東日本・東京メトロ・東急・京王)・神泉・千駄ヶ谷・代官山・幡谷・初台・原宿・南新宿・明治神宮前<原宿>・代々木(JR東日本・都営地下鉄)・代々木上原(東京メトロ・小田急)・代々木公園・代々木八幡
渋谷駅はもちろん、若者や外国人も多く訪れる原宿駅も渋谷区にあります。
駅周辺のオススメスポットについては、のちほどご紹介していきます。
渋谷区にある大学
國學院大學・聖心女子大学・津田塾大学・文化学園大学・青山学院大学・実践女子大学・東海大学・日本経済大学・日本赤十字看護大学・ヤマザキ動物看護大学
渋谷区には全部で10校の大学がありますが、その中の一つを紹介していきましょう。
ヤマザキ動物看護大学は、1号館と2号館からなる動物看護に特化した大学です。
「アートのあるキャンパス」をコンセプトにされている建物のエントランスには壮大な壁画も飾られており、学生ラウンジもとてもオシャレ。
オープンキャンパスも実施されているので、興味のある方はぜひ足を運んでみてください。
渋谷区のおすすめスポット
それでは、ここからは渋谷区のオススメスポットを紹介していきます!
ハチ公像
渋谷区の待ち合わせ場所と言ったらここ!!1934年に設置されたハチの銅像です
そもそもハチとは?と思っている方もいるでしょう。
ハチ(忠犬ハチ公)は秋田犬のオスで、大正末期(1924年)ごろから上野英三郎(東京帝国大学の教授)によって大事に飼われていました。
上野は出かける時にも渋谷駅までハチを伴っていましたが、外出先で倒れ、ハチを飼い始めた翌年の1925年に死去。
その飼い主の帰りを待ち続け、上野の死去後も約10年に渡りハチは渋谷駅に通い続けたそうです。まさに忠犬ですね。
そして1935年3月8日午前6時過ぎ、ハチは渋谷駅とは反対方向で死んでいるのを発見されました。満11歳没。
私たちが普段何気なく見ているハチ公像も、その背景を知ると見る目が変わってきますね。
ハチの剥製は、国立科学博物館上野本館の日本館2階北翼に展示されています。
代々木公園
JR「原宿駅」を下車して徒歩3分、常時開園している入場無料の都立公園です。
代々木公園は23区内の都立公園の中で五番目に広く、森林公園のA地区と、陸上競技場や野外ステージなどがあるB地区に分かれています。
元は陸軍代々木練兵場であり、戦後は米軍の宿舎敷地、そして東京オリンピックの選手村を経て昭和42年10月20日に代々木公園として開園。
公園内には競技場や球技場もあり、サッカー、ラグビー、ホッケーなども楽しめます。
春には桜、チューリップ、夏には紫陽花、ひまわり、秋には金木犀、イチョウや紅葉、冬には梅、スイセンが公園内を彩ります。
他にもケヤキ並木、展望デッキ、ドッグラン(事前登録制)、コーヒーや軽食が楽しめるお店もあります。
大きなソーセージが挟まれた代々木ドッグは美味しいのでぜひ食べてみてください。
イベントも多く開催されているので、年中楽しめます。
明治神宮
明治神宮の創建は大正9年(1920)11月1日。
初詣では例年日本一の参拝者数を誇る、第122代天皇の明治天皇と昭憲皇太后を御祭神とした神社です。
植栽してある木々はほとんどが献木で、なんと奉献されたその数は10万本だそうです。
「永遠の杜」と呼ばれる木々は、生き物たちにとっても大切な場所で、カブトムシやクワガタ、アオスジアゲハ、ニホントカゲ、カワセミ、カルガモなど、様々な生き物が生息しています。昆虫を探してみたりご家族で遊びに行っても楽しそうですね。
季節によっては色とりどりの花も咲き、四季が堪能できます。
特に、明治天皇が昭憲皇太后のために花菖蒲を植えさせられた「菖蒲田」は有名で、6月には150種類・1500株が咲き誇り、その光景は圧巻です。
一歩足を踏み入れれば、都会の中にある自然に癒されること間違いなしです。
恵比寿ガーデンプレイス
みなさんは「えびす」と聞いて、何を思い浮かべますか?
中には「ビール!!」とすぐに浮かぶ方もいるでしょう。私はそうです。
実は恵比寿という地名になった由来は、この地に「エビスビール醸造所」があったからです。
そんな場所に1994年、新たな施設がオープン。それが「恵比寿ガーデンプレイス」なのです。
東京都写真美術館も併設する恵比寿ガーデンプレイスには、レストランやカフェ、ショップが多く入居しています。
そして、実はバーが充実していることを知らない方も多いのではないでしょうか。
ガーデンプレイス内にはビアバー、日本酒バー、ワインバーなどがあり、大人の時間を楽しめるのも魅力の一つです。
中でもウェスティンホテル東京22Fにある「スカイバー エスカリエ」は、眺望も楽しめるのでオススメです。
ですが、ドレスコード(短パンやサンダルNG)があるので来店の際には注意が必要です。
探偵の思い出 渋谷区編
渋谷区は渋谷駅、原宿駅、恵比寿駅と主要駅が多数あって対象者もよく利用する街ですが、今回は少しスポットを変えて渋谷区の高級住宅街での話をしてみます。
渋谷区内では複数の高級住宅街と呼ばれる閑静な住宅街があります。
探偵からみるとどこも治安が良く閑静で、とにかく調査がやりにくいイメージです。
その中でも今回お話しするのは渋谷区松濤。著名人や有名人が数多く住んでいる住宅街です。
車での張り込みや立ち張りをしたらすぐに通報されること間違いなしです。
昔の探偵は立ち張りが当たり前。気合いでどうにかする方達も多かったと思います。
2018年に松濤で著名人を調査したときの話です。
当時、どんなところでも目視で張り込むのが当たり前の時代に、Wi-Fiカメラ(遠隔カメラ)というものが出てきた当初で、初めて導入したのがこの現場でした。
この案件は相手が著名人で警戒もあり、1ヶ月程やる予定でしたので、張り込み次第で調査の成功が左右されるような現場でした。
Wi-Fiカメラとは色々な種類、形がありますが、その中でも多いのがキューブ型とノズル型です。
現場にWi-FiカメラとWi-Fiを置くことにより、Wi-Fiカメラの映像を離れた場所から監視できるという優れものです。
今となっては持っていない探偵はいないくらいの探偵7つ道具に入ります。
当時はまだWi-Fiの繋がり(電波)がいまいちで映像が止まってしまう事も多かったのですが、この現場はWi-Fiカメラのお陰で1ヶ月無事に調査することができました。
2024年現在は色んな種類のWi-Fiカメラが出ており、4K画質のものまで出てきています。
もちろんそのまま置くわけではなく、試行錯誤して分からないように置くのでまず気づかれることはありません。
日々機材の進歩には驚かされますが、まだまだ発展途中だと思います。近い未来、今よりもっと機材が発展して調査現場で活用できることを願っています。
まとめ
都心の渋谷区にはターミナル駅が数多くあり、閑静な住宅街や自然も多く存在します。
渋谷や原宿は若い方達が多く、恵比寿や代官山は落ち着いた大人のイメージがあり、年代に合わせて遊べる街があるのが魅力的です。
仕事でもプライベートでも東京には渋谷区が欠かせませんね。
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