
板橋区 探偵メモ
探偵からみた板橋区
大好評! 探偵の体験談。
板橋区ってどんなところ?
板橋区(いたばしく)とは、東京都の区部北西部にあり、豊島区や練馬区、埼玉県の和光市と隣接している特別区です。面積としては東京23区中で9番目。
江戸時代には宿場町の板橋宿が置かれ、内藤新宿、品川宿、千住宿とともに江戸四宿の一つとして数えられていました。
1932年(昭和7年)10月に東京府北豊島郡板橋町、上板橋村、志村、赤塚村、練馬町、上練馬村、中新井村、石神井村、大泉村の9町村が東京市に編入し、ここが板橋区となり広大な区域を保有。
1947年(昭和22年)には練馬区と分区され、板橋区はその際に特別区に指定されました。
板橋区の名前は、石神井川にかかる「板橋」という橋に由来しています。
現在の区内は主に市街地で、住宅地や商業地が大半ですが、北部には工場も多いのが特徴。
東京都内にありながら自然豊かな板橋区には癒しの空間がいくつもあり、実は天然温泉も湧いているのをご存じでしたか?
では、板橋区の魅力をさっそく見ていきましょう。
板橋区の駅・大学一覧

駅一覧
板橋・板橋区役所前・板橋本町・大山・上板橋・志村坂上・志村三丁目・下赤塚・新板橋・新高島平・高島平・地下鉄成増(有楽町線・副都心線)・東武練馬・ときわ台・中板橋・成増・西高島平・西台・蓮根・本蓮沼
市街地の多い板橋区には公園も多く、都営三田線の高島平駅から徒歩8分の場所にある「赤塚公園」には連日憩いを求め地域の方々が訪れます。
東西にのびる形の公園には、自然林や、子供が走り回れる広場、バーベキュー広場もあります。
板橋区の花とも言われる「ニリンソウ」の自生地もあり、野草観察の穴場でもあるのです。
大学一覧
日本大学(医学部)・淑徳大学・大東文化大学・帝京大学・東京家政大学
日本大学の医学部は、令和7年3月31日をもって創設100周年を迎えました。
大正14年(1925)3月31日、駿河台日本大学病院に専門部医学科(医学部の前進)が新設。
第二次世界大戦や戦後の混乱も乗り越え、昭和10年(1935)に現在の板橋キャンパスが誕生しました。
今でも良き臨床医を育てることを教育目標とし、日本の医療発展に尽力しています。
板橋区のおすすめイベント&スポット

それでは、板橋区にあるおすすめのスポットを見ていきましょう。
駄菓子屋ゲーム博物館
駄菓子屋ゲーム博物館(だがしやゲームはくぶつかん)は、板橋区にある駄菓子屋ゲームの博物館です。
古き良き昭和時代のゲーム機が今でも遊べるように保存、展示されており、館長である岸昭仁さんが空き店舗の活用コンテストに応募したことでスタート。
知る人ぞ知るこの博物館は数多くのメディアに取り上げられ、2008年には葛飾区柴又のおもちゃ博物館にて「駄菓子屋ゲーム店」を開催。2009年に板橋区にある現在の場所で開館しました。
館内に入ると昔懐かしのゲーム機がずらり。この光景だけでもワクワクしますね。
ここでは入場料を300円払うとゲームメダルを10枚もらえます。このメダルは主にデジタルゲーム系で使えて、アナログ系のゲームは10円玉で遊ぶスタイル。
デジタル系のゲームで勝つとゲームメダルが、アナログ系では当たり券が排出され、そのポイントに応じて駄菓子と交換できるのも楽しいですね。
「国盗り合戦」、「山のぼりゲーム(2011年の復刻版)」、「ジャンケンマン」、「ホームランバッター」などの常時60台が設置され、2ヶ月に1回のペースで入れ替えが行われているのも嬉しいポイント。収集された筐体は120台もあるそうなので飽きずに遊べますね。
昭和時代の楽しさが詰まった駄菓子屋ゲーム博物館までは、板橋本町駅のA4出口から徒歩6分。
定休日は火曜日、水曜日、木曜日で、土日祝日は10時から19時、平日は14時から19時まで開館しています。
入場料300円と10円玉で楽しめるのでオススメです。
前野原温泉さやの湯処
板橋区にある「前野原温泉さやの湯処」は、元々は一人の事業家の住まいであり、昭和21年(1946年)に邸宅が、翌年に庭園が造られたのが始まりです。
ですが、1996年にこの事業家の事務所移転などに伴い空き家に。荒れ果てた住まいは取り壊しを待つのみになりました。
ですが、この場所をどうにか残したい…その思いが人との巡り合わせを生み、古家と庭園の再生を実現させたのです。
それが現在の「前野原温泉さやの湯処」。
館内に足を踏み入れるや広がるのは枯山水の苔庭。そして懐かしい雰囲気を漂わせる食事処「柿天舎」がお出迎え。
源泉掛け流しのお湯は、都内ではとても珍しいうぐいす色のにごり湯で、PH7.4の弱アルカリ性。
お肌に優しいこのお湯は塩分濃度が高く、肌についた汗の蒸発を防ぐため保湿性は抜群。湯冷めもし難いので、「熱の湯」とも呼ばれているそうです。
庭園内には予約制の貸切半露天風呂「燈」があり、他に熱気風炉(ドライサウナ)や薬草塩蒸風炉(スチームサウナ)も。
スチームサウナで使用する薬草は週替わりで、ヨモギやハーブが使用されています。薬草粉末を高温の蒸気で熱して充満させているので、薬効と香りを楽しむことができますよ。
庭園が美しいさやの湯処までは、都営三田線の志村坂上駅より徒歩で約8分。
入館は9:00〜24:00(最終入館受付 23:00)、無料の駐車場が完備されているのも嬉しいですね。
入館料は大人が平日930円、土/日/祝日は1,300円。子供(小学生以下)は平日600円 、土/日/祝日が900円です。もちろんタオルレンタルなどもあるので、手ぶらでも楽しめますよ。
GWなど大型連休は料金システムが変わることもあるので、公式サイトをチェックしてください。
縁切榎
縁切榎(えんきりえのき)は、板橋区の本町、中山道板橋宿の一角にある榎のことで、関東最恐の縁切りスポットとして有名です。
榎とはニレ科の樹木で、江戸時代の頃から街道の一里塚に植えられたこの榎の下を嫁入り行列が通ると必ず不縁になると噂が立ち、次第にその噂が拡大。そしてここに縁切り信仰が誕生しました。
文久元年には当時の皇女である和宮が14代将軍の徳川家茂に嫁ぐ際、縁起が悪いとしてこの縁切榎をわざわざ迂回したという逸話も残っているほど。
ここまでの話を聞くと、怖い!と思う方もいらっしゃるでしょう。ですが、悪い話ばかりではありません。
男女の悪縁を断ち切るほかにも、飲酒などの悪癖を断つ、悪縁を断ち切り良縁を繋ぐなど、近年では前向きな開運スポットとして多くの参拝者が訪れています。
そして目を惹くのが敷地内に設置されている自動販売機。ここでは絵馬が販売されており、根付とセットで1,000円。販売時間は6時から21時までなので、欲しい方はこの時間内に行きましょう。
板橋区の登録文化財にも指定されている縁切榎までは、都営三田線の板橋本町駅から徒歩で約5分です。白い旗が目印ですよ。
赤塚植物園
赤塚植物園は、昭和56年(1981年)の10月に開園し、赤塚の丘陵地を活用した自然や植物が身近に楽しめる場所として大人気のスポットです。
この植物園は、本園、万葉・薬用園、そして農業園の3つに分かれています。
本園の広さは約1ha、敷地内には多くの種類の樹木が植えられており、野草を楽しむこともできますよ。
万葉・薬用園には、万葉集で詠まれた植物や薬用植物が植えられ、農業園には農作業の体験ができる畑や果樹園などがあります。
他にも針葉樹の森、花の香りが楽しめる香りの散歩道、芝生が広がる広場も。それぞれ四季折々の景色が広がり、いつ行っても飽きません。
その中でも特におすすめの時期は春。
板橋区の花でもある「ニリンソウ」が春に見頃を迎え、これに合わせたイベントも開催されます。日程に関しては公式サイトをチェックしてくださいね。
そして敷地内にある管理舎では、なんとスタッフが植物に関する相談や調べ物のお手伝いをしてくれるそうです。図書室もあり、講習や展示も定期的に開催されていますよ。
植物に詳しくなれる赤塚植物園は、午前9時00分から午後4時30分(12月は午後4時00分まで)まで開園。入場料は無料です。
最寄り駅は成増駅、または下赤塚駅で、徒歩18分。
ちょっと歩くのは遠い…と思う方は、成増駅北口、または赤羽駅西口からバスを利用しましょう。「赤塚八丁目」で下車すれば、徒歩5分で着きますよ。
駐車所はないので注意してくださいね。
いたばし花火大会
いたばし花火大会は、毎年8月に板橋区舟渡の荒川の戸田橋上流の河川敷で行われる花火大会です。
板橋の花火は始まりが古く、天保4年(1833年)に、「江戸の前田家下屋敷である板橋の平尾邸に於いて「大花火」が開催され斉泰一行が見物した」という記録が残っています。
ここから幾度か花火大会の名称が変わっていきました。
1960年 (昭和35年) の第10回大会までは「戸田橋花火大会」。 1978年 (昭和53年) の第20回大会までは「区民納涼花火大会」。 1987年(昭和62年)の第29回大会までは「板橋花火大会」。 1988年(昭和63年)の第30回大会からは「いたばし花火大会」となり、現在に至っています。
名前の変更と一緒に、花火の内容は年々豪華に。
今では尺五寸玉やスターマイン、大ナイアガラの滝をはじめとする打上げ花火が約6,000発打ち上がり、同時に開催される対岸の戸田市の「戸田橋花火大会」と合わせると、およそ11,000発にもなるそう。圧巻ですね。
そしてこの花火大会の名物は、なんといっても長さ700mにもなる網仕掛(ナイアガラ)です。こうして人々の目を楽しませてくれる花火が称賛され、「実力のいたばし」との呼び名まで付けられました。
この花火大会を思う存分に堪能したい人には、有料席がおすすめ。予約を忘れずにしましょう。
花火大会が行われる河川敷までは、JR埼京線の浮間舟渡駅、都営地下鉄三田線の西台駅・蓮根駅・高島平駅の各駅から徒歩約30分です。
少し離れていますが、沿道には屋台も並んでいるので、それを買いながら会場まで向かう楽しさもありますよ。
探偵の思い出 板橋区編

只今準備中です。
期待してお待ちください!
「仕事で失敗しませんでした。働かなかったからです」
「人間関係で失敗しませんでした。人の輪に入らなかったからです」
彼の人生は完全で、そして最悪だった。
オーストリア出身の精神科医、心理学者、アルフレッド・アドラーの名言です。
失敗や傷つくことを回避する一番の方法は、挑戦しないこと。
だがしかし。それでいいのか、君は!
喜びや幸せは、自分で掴みにいくもの。
てこと〜!
まとめ
住宅地が大半を占める板橋区には、昔の趣が色濃く残っています。その趣は、今見ると新鮮に映りますね。
現代の若者は、この新鮮さに惹かれると言います。
昭和ブームが巻き起こっている今、板橋区に足を運び改めて昭和の良さを体感してみると良いかもしれません。
縁切榎も決して怖い場所ではありません。悪い縁を断ち切り、素敵な縁を呼び込みに行ってみましょう。

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