サイト管理人 
こんにちは。 あおい総合調査上野代表のジャンボおびつです。
今日は「先日バイクであった出来事」について話します。
ちょっと難しい案件で企業の問題のある社員の素行調査を行った時の話なのですが。
対象者1名に対して調査員3名で調査を行いました。
複数人の調査になると無線を使うのですがこの日も無線を使っていました。
私の担当はバイクで他は徒歩要員2名です。
徒歩の調査員に会社の出入り確認を任せて、車両尾行やタクシー移動を追うのはバイクという配置でした。
調査開始から少し離れた場所でバイクに股がり左耳に無線のイヤホン、右耳にAirPodsをつけて待機していると、徒歩調査員から「本人らしいのが出た！」と無線が入りました。
その瞬間ヘルメットを被りいつでも追尾できる体制をとると「やっぱ違いましたー」と無線が入りました。
まぁまぁよくあることです。
また、待機モードに戻りヘルメットを外すと右耳につけていたAirPodsがポロっと取れて落ちてしまいました。
慌てることなくAirPodsを探すもどこにも見当たりません。
2分、3分、5分探してもどっこにもないのです。
ありえない状況です。
地面はくまなく探して少し遠くも勿論探しましたが見当たりません。
神隠し状態です。
いつ対象者が出てくるか分からない状況ですし、AirPods片方だけ買うと「¥16,000くらいするしー」と思いながら探しているとまさかのところで発見！
私が乗っているミッションタイプのバイク【ヤマハMT-07】のフレームとフレームの間を潜り抜けエンジンの上のに乗っていました。
このまま発進するとエンジンの熱でAirPodsが溶けてしまうのでなんとか取ろうとしますが全く届きません。
菜箸くらいの長さでそれより細いものがないと取れない場所にあるのです。
考えた結果、道具がないと取れないので道具を探す事に。
近くにダイソーがあったのでバイクを店前に移動してすぐに対応できるようにAirPodsが取れる道具を探すことに。
少ない時間でピンセットとラジオペンチを手に入れてチャレンジすることに。
ラジオペンチでピンセットを挟むようなかたちでなんとか取ることができました。
その瞬間「出ました！」と無線が入り調査が始まりました。
ここからはいつも通り調査を終えて無事終わりました。
あんな隙間にあったのは本当驚きでした。
真横からでないと入らない隙間でしたので上から落ちたAirPodsが足に当たって真横に飛んだのだと思います。
今の時代探偵道具道具の1つに入るワイヤレスイヤホンですので無くなったら一大事でした。
探偵はイレギュラーの積み重ねをどう対処して行くかが腕の見せどころです。
今回は私が勝手にAirPods落として1人で慌ててたっていうお話でしたが、日々、対象者側やこちら側のイレギュラーでてんやわんやしています。
今まで全て予定通りに調査が終わったことないくらい調査とは何が起こるか分かりません。
終わってみるといつもいい仕事できたなと思いますし、お客様にも良い報告が出来ているかと思います。